​会長挨拶

 日本育療学会の皆様、及び教育・医療・福祉の関係者の皆様。日本育療学会第26回学術集会の学術集会長であります関西学院大学の丹羽です。

 皆様は日頃から病気や障害のある子どもと関わっておられますが、我が国での2020年1月からの新型コロナウィルス感染症 (COVID-19) 感染拡大に伴い、今までとは異なる体制や対策が必要となり、その対応で忙しい日々を過ごされていることだと思います。COVID-19については、既往症のある人が感染した場合には重篤は状態になりやすいため、入院中の子どもだけでなく、退院後も体調の維持・管理が必要な慢性疾患の子どもも含めて、慎重に対応することが求められています。

 2022年7月以降の新規感染者数の急速な増加、いわゆる第7波においては、子どもの感染者が多くなっており、学校や放課後活動の中で感染したと思われるケースが多くなってきています。夏期休業期間に入り、学校で感染することは少なくなりましたが、学習塾や放課後デイサービスなどの学校外での感染は続いており、子どもから家族に感染が拡がるケースも多く見られるようになってきています。また、子どもについては、RSウィルスなどの他の感染症のケースも多く、COVID-19への対応だけではありません。

 今回の学術集会は、対面での開催を基本とし、状況によりオンライン開催も視野に入れて準備を進めて参りました。また、行動制限は行わないという政府の方針もあり、今回は久々に対面で実施するという方向で検討してきました。しかし、子どもへの感染が急速に拡がる中で、病気や障害のある子どもに関わる方々が、12月という時期に集まって開催するのは適切ではないと判断し、オンライン開催とすることになりました。

 他の学会では、対面での開催やハイブリッド開催を実施する所もありますが、今までとは異なり子どもへの感染が拡大しているという状況を踏まえて、学術集会参加により子どもへの感染が拡大することを避けるために、今回はオンラインだけでの開催にいたしました。

 対面での開催に向けて発表の準備をされてきた方もおられると思いますが、この様な状況を理解していただき、オンライン開催へのご参加とご協力を、よろしくお願いいたします。

2022年8月       

第26回学術集会長 丹羽 登

第26回学術集会実行委員会

丹羽  登(関西学院大学教育学部 教授 学術集会長)

滝川 国芳(京都女子大学発達教育学部 教授)

武田 鉄郎(和歌山大学教育学部 教授)

泉 真由子(横浜国立大学教育学部 教授)

小畑 文也(山梨大学教育学部 教授)

河合 洋子(豊橋創造大学保健医療学部 教授)

光真坊浩史(一般社団法人全国児童発達支援協議会 理事)

副島 賢和(昭和大学大学院保健医療学研究科 准教授)

永井 祐也(岐阜聖徳学園大学教育学部 専任講師)

平賀健太郎(大阪教育大学教育学部 准教授)

福島 慎吾(認定NPO法人難病のこども支援全国ネットワーク 専務理事)

森口 清美(就実大学教育学部 准教授)